医療人のここが知りたい!

特に看護現場で働く際に必要なスキルや持っておくと良い知識などを紹介!

看護師に必要なスキルや要素

看護師として活躍して働き続けるために必要なスキルや能力、要素があります。

まず挙げられるのが、コミュニケーション力でしょう。

質の良い看護を提供するために欠かせないのが、患者や患者家族とコミュニケーションを密にとることです。

それ以外にも看護師の仕事はチームで行うので、看護師同士はもちろんのこと、他職種のスタッフともコミュニケーションを図ることは欠かせません。

コミュニケーションが苦手な人は、初めは上手くいかないこともあるでしょう。

ですが、少しづつコミュニケーションをとっていくことで自然と身についてくるようになります。

これに関係してくるのが、向上心です。

コミュニケーションが苦手な場合、向上心がなければ苦手なまま、できないまま時間は過ぎていきます。

また、向上心をもってさまざまな知識を得たり、スキルを身につけたりすることは、患者へ質の高い看護の提供や自分のキャリアアップにもつながるはずです。

さらに必要になってくるものとして、メンタルの強さが挙げられます。

メンタルが強くなければ、向上心もついてこない可能性があるのです。

看護師として働いていると患者との関わりや自分の仕事のミスなど、心が折れてしまう出来事は常にあります。

しかし、看護師はいつまでも落ち込んでいるわけにはいきません。

たくさんの患者が看護師を待っているからで、辛いことがあってもすぐに立ち直る力が看護師には求められます。

看護師の仕事はストレスフルでもあることから、ストレスへ立ち向かうことができるようにメンタルを鍛えることも大切です。

医療現場で導入したいメディカルアロマ

フランスやベルギーといったヨーロッパの国々では、医療現場にアロマセラピーが導入されています。

これがリラクゼーション目的のアロマセラピーと区別される、メディカルアロマです。

メディカルアロマは婦人科や心療内科、内科、リハビリ科、高齢者医療、緩和ケアなど、さまざまな分野で役立てられています。

喘息や風邪により長引く咳といった呼吸器系の疾患にも、アロマオイルを用いたメディカルアロマは有効だと考えられているのです。

また、アロマオイルの香りは嗅覚を刺激し、脳に伝わります。

記憶や情動に関連する大脳辺縁系、自律神経や内分泌機能を支配する視床下部に作用し、副交感神経を活性化するのです。

さらに、香りは心拍数や呼吸数、血流、消化活動とさまざまな部分に影響を与えます。

咳や喘息のときには、ユーカリティーツリーなどの殺菌・消毒作用があるアロマオイルを使用するのが一般的でしょう。

ティーツリーには、免疫力をアップさせる効果も期待できます。

そのほか、血液の循環を良くするローズマリー、去痰効果のあるクラリセージ、抗炎症作用のあるレモン、呼吸器系の不調改善が期待できるラベンダーを使用することが多いです。

単独で用いても良いですが、好みの香りをブレンドすることでさらに効果が高まります。

ティーツリーと相性が良いのはローズマリーユーカリゼラニウムなどです。

ユーカリローズマリー、ラベンダーなどと相性が良いとされています。

ベースとなるアロマを1つ選び、ほかの効果が期待できるアロマを1、2種選びましょう。